学校講演会
◎初のオンラインによる学校講演会!
(2021年9月1日の小学校講演会の様子が、西多摩新聞に掲載されました。以下にその記事をご紹介いたします。)
「オンラインで福祉体験授業
福祉授業は各障害者団体が地域の学校で出前授業を行うもの。コロナ禍の新しい試みとして福祉センターで初めてオンライン授業を行った。ういんぐすの2人と介助者が参加。
白状を使ってる人を見かけたら、どのようなサポートがあるか、サポートしてほしいことはどんなことかなどを、実演しながら説明。
このほか、生活の中で見えないことを補うために使っている音声機械などを紹介した。
同サークルは視覚障害者の自立や地域の人たちとのふれあいなどを目的に活動している。
柿崎さんは「オンラインでも子供たちはとても熱心に聞いてくれた。体験授業を今後も続けていきたい」と話す。センター側も各学校で福祉授業をしていきたいという。」
◎講演会の目的。
視覚障碍者の事をもっともっと知ってもらいたい、
◎講演内容について
初めに、ひとぴぃによる講演、次に視覚障害者への声のかけ方と誘導の仕方(実演)
このように私達の講演会は生徒さんに私達を身近に感じてもらう為に、お話で伝えるだけではなく生徒さん達と一緒に実演 体験を行っていきます。
関連リンク: 視覚障害者に出会った時の接し方、音声版 (音訳:福生、いとでんわ)
心のライブ
◎中途視覚障害者の現状について。
現在、全盲や弱視を含めた視覚障害者の数は日本全国で約31万人いると言われています。
そのうちの80%以上(25万人くらい)が私達のように成人してから病気や事故などで失明してしまった《中途視覚障害者》なのです。
したがって点字の使用率もとても低く、点字を使う(読める)視覚障害者は全体の約1割弱なのです。
スマートフォンでのメールや携帯デジタルプレイヤーも音声使用でつかっています。
その他、インターネット電話(スカイプ)でパソコン講習やサポート、サークルの会議通話を行っています。
このような現状を皆さんに、ぜひ知っていただき、私達のことを身近に感じていただければ幸いです。
このような流れで90分くらいの時間を大切に使わせていただきます。生徒さん一人ひとりの心に『ういんぐす』翼を広げて飛んで行きたい。
◎講演中の写真
講演会の感想文はこちら
講演依頼は下記のメールアドレスへお願いします。
pc23heisei@yahoo.co.jp