学校講演会


 ◎初のオンラインによる学校講演会!

 (2021年9月1日の小学校講演会の様子が、西多摩新聞に掲載されました。以下にその記事をご紹介いたします。)


オンラインで福祉体験授業 (視覚障害者のサークルが講師)

 福生市ボランティア・市民活動センターが企画する福祉体験授業で1日、視覚障害者と晴眼者の交流サークルういんぐす(柿崎ひとみ代表)が、福生第二小学校(湊仁校長)4年生61人にオンライン授業を行った。

福祉授業は各障害者団体が地域の学校で出前授業を行うもの。コロナ禍の新しい試みとして福祉センターで初めてオンライン授業を行った。ういんぐすの2人と介助者が参加。

白状を使ってる人を見かけたら、どのようなサポートがあるか、サポートしてほしいことはどんなことかなどを、実演しながら説明。

このほか、生活の中で見えないことを補うために使っている音声機械などを紹介した。

同サークルは視覚障害者の自立や地域の人たちとのふれあいなどを目的に活動している

柿崎さんは「オンラインでも子供たちはとても熱心に聞いてくれた。体験授業を今後も続けていきたい」と話す。センター側も各学校で福祉授業をしていきたいという。」2021年9月16日号西多摩新聞、西の風より。





 講演会の目的。

  視覚障碍者の事をもっともっと知ってもらいたい、そして、やり続けることの大切さ「あきらめなければ必ず何かが出来る」と言うことを知ってほしいのです。

 ◎講演内容について

  初めに、ひとぴぃによる講演、次に視覚障害者への声のかけ方と誘導の仕方(実演)そして、視覚障害者の日常デジタル機器の紹介と実演、最後にジョニーの心のライブで二曲の歌を通して生徒といっしょに心のバリヤフリーをめざします
  このように私達の講演会は生徒さんに私達を身近に感じてもらう為に、お話で伝えるだけではなく生徒さん達と一緒に実演 体験を行っていきます。

  関連リンク: 視覚障害者に出会った時の接し方、音声版 (音訳:福生、いとでんわ)
           心のライブ 


 中途視覚障害者の現状について

  現在、全盲や弱視を含めた視覚障害者の数は日本全国で約31万人いると言われています。
  そのうちの80%以上(25万人くらい)が私達のように成人してから病気や事故などで失明してしまった《中途視覚障害者》なのです。

  したがって点字の使用率もとても低く、点字を使う(読める)視覚障害者は全体の約1割弱なのです。(ネット調べ)  私達『ういんぐす』は点字に代わるコミニケーションツールとして音声によるデジタル機器、音声ソフトを入れたパソコンを使用してメールやネットサーフィンなどをやっています。

   スマートフォンでのメールや携帯デジタルプレイヤーも音声使用でつかっています。
   その他、インターネット電話(スカイプ)でパソコン講習やサポート、サークルの会議通話を行っています。

   盲導犬については、使用資格のある(1,2級の重度視覚障害者)12万人に対して盲導犬の数は1000頭くらい(ネット調べ)なので、私たちういんぐすの中には盲導犬の使用者はいないのです。
   このような現状を皆さんに、ぜひ知っていただき、私達のことを身近に感じていただければ幸いです。

 

 このような流れで90分くらいの時間を大切に使わせていただきます。生徒さん一人ひとりの心に『ういんぐす』翼を広げて飛んで行きたい。そのような想いで講演会をさせていだだいています。


 ◎講演中の写真

           
          

                
     


 講演会の感想文はこちら   

                                       

 講演依頼は下記のメールアドレスへお願いします。 
    pc23heisei@yahoo.co.jp

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